Webマーケティングスキルは将来に活かせる?
ぶっちゃけ給料は高いの?
AIの進化で仕事は減らない…?
サイバーエージェントを筆頭にWebマーケティング企業は成長しているが、2022年以降も伸びるか気になりますよね。
将来性の高い分野を見極めないと、衰退していく会社に転職してしまうリスクもあります。
Web広告代理店で働いている、ちゅらりきが将来性や衰退する業務も具体的に解説します!
この記事はWebマーケティングの将来性をデータを基に論理的にお伝えします。年収や未経験から転職するコツも書いているので、これから転職を考えている人には必見の内容です。
この記事をあなたが読んで、行動すれば伸び盛りのWebマーケティング企業に転職も可能です。
結論:
Webマーケティング業界は2022年以降も「市場性」や「拡大余地」があるので、成長性が高いと言えます。広告代理店を中心に慢性的な人手不足なので、業界未経験者でも転職できるチャンスが増えています。
Webマーケティング業界の将来性が高い3つの理由
Webマーケティング業界の将来性は高いと私は考えています。
なぜなら「市場性」「拡大余地」「企業の人材」という3つの分野で将来性が高いからです。
市場性=Webでの消費が増加しているから
拡大余地=まだWeb広告分野に余地があるから
企業の人材=企業に優秀なWebマーケターがいないから
Webでの消費が増加しているから将来性が高い
あなたもコロナの流行で外出での買い物が減って、Webで買い物することが以前より増えたはずです。
Webでの消費が増えれば、これまで以上に企業はWebマーケティングに力を入れて予算を使います。
いくつかのデータをみながら、お伝えします。
引用:総務省統計局
上記は総務省が2021年の発表した「ネットショッピング利用頻度の推移」です。
どの世代でもネットショッピング利用頻度は毎年増加して、2020年3月(コロナでの緊急事態宣言)から加速してます。
インターネット広告費の推移についてもみてみましょう。
上記は電通が毎年リリースしている、媒体別広告費の推移になります。
「インターネット」広告費は2003年から現れて、2019年には広告費のTOPになるほど上昇を続けています。
2つのグラフから「ネットでの消費が増えていること」「Web広告費が右肩上がりに増えている」がわかります。
つまり、Web上での消費が増えてるからWeb広告費は増えてきたと考えられます。
Web広告費が増えれば、もちろんWebマーケティング業界も儲かっていくよね!
また、市場性を毎年算出している矢野経済研究所からも将来性の高さが発表されています。
引用:矢野経済研究所
2022年以降もWebでの消費割合は増えていくと想定されるため、Webマーケティング業界は将来性が高いと言えます。
動画・SNS・アプリなど拡大余地があるから将来性が高い
2010年ごろからWeb広告費は急速に増加しています。当時は検索エンジン全盛期でスマホの普及とともに成長を遂げたとも言えます。
2022年には5Gの時代に突入し、今まで以上に高速通信・高容量のデータがやり取りできるようになります。
高速通信によって動画広告・アプリ広告がさらに伸びていくでしょう。
サイバーエージェントが毎年発表している、動画広告費の推移・予測をみてみましょう。
引用:サイバーエージェント
2020年では動画広告はWeb広告全体の中で、約10%の2900億の規模があります。
2020年は巣ごもり需要も後押したが、2022年以降は5Gの普及によりスマホでの動画コンテンツの視聴はさらに伸びるでしょう。
動画視聴やアプリ利用がこれまで以上に増加すると言えるので、Webマーケティング業界に将来性があるといえます。
一般企業に優秀なWebマーケターが少ないから将来性が高い
Webマーケティング業界は2010年から本格的に成長してきたので、業界の歴史は浅く日々変化しています。
だから一般企業のマーケティング部署にはWebに詳しい人材がまだ行き届いていません。
デジタルマーケティングの役職者へのアンケートをみてみましょう。
引用:Markezinニュース
上記は、デジタルマーケティング業務に携わっている役職者に対し「Webサイト活用状況に関するアンケート」を実施した結果の引用です。
調査の結果約6割の役職者が自社のデジタルマーケティング人材の不足を実感しています。
マーケティング特化の転職エージェント「マスメディアン」と面談した際も、2022年現在の求人が過去最高に多いと言っていました。
Webマーケティングは日々変化しており、数年前の手法は既に通用しないこともあります。変化が速いこそ、一般企業のマーケティング担当には最新の知見や経験が付きづらいのです。
だからWebマーケティングスキルの高い人材は、市場価値が高いので将来性が高いと言えます。
AI技術が進化してもWebマーケティングは将来性が高い?
AI技術が進化することで、衰退していくWebマーケティングの業務はあります。
ただしAI技術を使いこなすWebマーケターは必要なので、将来性は高いと言えます。
AI技術の進歩でどんな仕事が減っていくか気になる!
AI技術の進化により衰退する業務例をあげます。
・Web広告の入札調整やクリエイティブ精査
・広告文の作成やLPの最適化
・手作業で行う入稿やデータ集計 など
Webマーケティング業界でAI技術の進化と導入が進んでいる分野はWeb広告の領域です。人の手で行う細かい入札調整やデータ集計、広告の最適化配信はAIの精度が高くなっています。
AIによって単純業務は衰退しますが、広告の設計や特性を生かす使い方は今後も必要とされます。
AI技術に奪われる仕事もありますが、マーケティングスキルは今後も活用できます。
・広告アカウントの設計
・各媒体での予算配分や配信設計
・ユーザーの行動心理に沿ったPR構築
AIがうまく働く構造や設計は人でなくては組めません。ユーザーの行動心理や競合状況・社会情勢なども、人が分析して考える必要性があります。
今後は、機械と人が行う仕事のすみ分けが進んでいくでしょう。
Webマーケターは機械(AI)を上手く活用するようにマーケティングを考えるので将来性が高いと言えます。
Webマーケティング業界の年収相場
下記のデータからWebマーケターの年収をお伝えします。
【参考データ】
・転職エージェント(リクルート)から聞いた平均年収
・Web広告代理店で働く私と同僚の年収
webマーケターになると年収以外にも価値があるので要チェック!
Webマーケティング業界の年代別平均年収
【WEBマーケティング業界での年収】
WEBマーケ職の平均年収 | 各年代の平均年収 | |
20代 | 300万~450万 | 350万 |
30代 | 450万~650万 | 450万 |
40代 | 650万~850万 | 510万 |
Webマーケティング企業は社員が若いので、30代でリーダーやマネージャーは意外といます。役職が付くと年収より50~100万上乗せされるイメージを持ってください。
めちゃくちゃ高いワケではないね!
私が30歳未経験から転職したWeb広告代理店の年収は初年度460万ぐらいでした。
年収だけじゃない!!Webマーケターの付加価値とは?
WEBマーケティング業界の平均年収は年代平均よりも少し高いレベルでめっちゃ高い水準ではありません。
しかしWebマーケターには年収以外に大きな魅力があります。
・知識や経験が個人に蓄積する
・副業や独立に活かせる
・市場性価値が高いので転職が容易
Webマーケティングのスキルや経験を身に着ければ、「転職」「副業」「独立」すべての選択にプラスに働きます。
なぜなら、Webマーケティングスキルはまだ社会に浸透しておらず自分でサイトを運営することが簡単な時代だからです。
SEOコンサル職でブログの副業をしたり、Web広告コンサル職からフリーランスになる人も普通にいますw
業界未経験者でもWebマーケティングに転職できるか
Webマーケティング職は専門職なイメージをあなたは持つかもしれません。
経験者でないと活躍できないのでは?と不安になる気持ちもわかります
実は未経験でも転職できるし、現在活躍しているWebマーケターのおおくは転職組です。
なぜならWebマーケティング業界の歴史が浅く、入社した人材も長く勤めないからです。
転職でも有利だから経験を積んだらステップアップする人も多いです。
私の会社は毎年新卒が100人いるし、中途採用も毎月数人います
Webマーケターのキャリアについてさらに知りたい方は次の記事を参考にどうぞ。
私も業界未経験から転職したし、毎月未経験が入社してくるので転職できると100%言い切れます。
業界未経験者がWebマーケティング会社に転職するコツ
多くの転職成功者を見た中で、内定に繋がる重要な3つのポイントを挙げます
・転職エージェントを上手く活用している
・年代、立場にあった転職戦略がある
・前職での実績や実務経験がある*あればGood
下記2つは内定を取るために必須です。
➀転職エージェントの活用
②年代にあった正しい戦略と行動
理由はエージェントは転職のプロなので、利用価値が高く効率的に転職活動を行えるから。
またWebマーケ企業は年齢層が若く、20代と30代に求めるスキルが異なるので正しい戦略が必要です。
転職する方法をじっくり知りたい人は次の記事を参考にしてください
まとめ
WEBマーケティングの将来性は高い
【将来性の高い理由】
市場性=Webでの消費が増加してる
拡大余地=まだWeb広告分野に余地がある
企業の人材=企業に優秀なWebマーケターがいない
*特に関連性が高いのはWEB広告代理店
【webマーケターの平均年収】
20代:300万~400万
30代:400万~650万
40代:650万~850万
*役職が付くともっと高い
業界は人手不足なので、未経験でもチャンスは十分にある。
Webマーケティング業界の将来性は高いけれど、一部の単純作業はAIの進歩によって衰退していくでしょう。
これはWebマーケティング業界だけの問題ではなく、町のコンビニだって当てはまる社会的な問題です。
すでに多くの企業はいらぬ人材を切り始めています。私も前職(医薬品メーカー営業)で100人以上の首切りがあったので紛れもない事実です。。
その足音はあなたの会社にも近づいていませんか?
Webマーケティング業界はまだまだ人手不足で未経験者でも転職するチャンスがあります!
しかも年収は平均以上で、あなたの市場価値も上がるという一石二鳥の待遇です。
真面目にコツコツ働いたのに、いつのまにか退職するのはイヤだ!!
あなたの能力の問題ではなく在籍している業界が原因です!決してあなたの能力の問題ではありません
ぜひWebマーケティング業界に在籍して、個人で稼ぐスキルも身につけてあなたの将来を素晴らしいものにしてほしい
転職エージェントに相談して一歩を踏み出す方は下記の記事を参考にどうぞ
前職のリストラ祭りからサラリーマンの業界の重要性を知りたい方は次の記事をどうぞ
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