Webマーケティングのベンチャー企業はどんな会社なの?
ベンチャーの特性はあるの?
ベンチャー企業に転職するコツは?
ベンチャー企業には独特の特徴があって、向いていない人が入社するとツライ日々を過ごすことになります。
私はWebマーケティング業界のベンチャー企業を50社以上受けた経験があります。
この記事では、Webマーケティングのベンチャー企業例と特徴をお伝えします。ベンチャーに向いている人や転職するコツもお伝えするので、あなたが読んで行動すれば転職も可能です。
【結論】
Webマーケティングのベンチャー企業は「独自の得意分野」や「成長性の高い」特徴がります。あなたも転職エージェントを上手に活用し、戦略的に転職活動を行えば未経験でも転職できます。2022年から求人も増えているのでチャンスの時期です。
Webマーケティングのベンチャーの特性や企業例
ベンチャー企業は人によってイメージする企業規模は異なりますが、実は明確な基準はありません。
会社が大きくてもベンチャーと呼ばれることもあるから区別しづらい…
ベンチャーの定義は企業規模ではなく、実はサービスの展開内容です。*下記に定義を記載します。
ベンチャー企業とは…
一般的には独自のアイデアや技術を基にして新しいサービスやビジネスを展開する企業。
この記事では新しいサービスやビズネスを展開する中小企業をベンチャー企業と捉えて特徴を紹介します。
*ちなみに中小企業は企業全体の99%を占めています。
・必ず特定の得意分野がある
・成長性の高い企業が多い
必ず得意分野がある
大手企業は幅広く多くのサービスを包括的に対応できるため、ベンチャー企業の多くは特定の分野で他社に負けない強さがあります。
理由は他社には負けない得意分野がないと、大手に勝てる要素がないからです。
大手企業例:
業界最大手のサイバーエージェントはWeb広告・SEO対策・クリエイティブ制作・SNS運用・AI技術活用ツールなど非常にサービスの幅が広いです。
ベンチャー企業例:
株式会社CINCは、SEO関連のツール開発や情報発信では大手に勝てるレベルで充実させています。
上記の例なら、CINCはSEOサービスで大手に勝てる可能性が出てきます。
だからベンチャー企業は大手のいるWebマーケ業界で生き残るために、特定の分野で光るサービスを持っています。
成長性のある企業も多い
ベンチャー企業は特定のサービスで強みがあり、まだサービス展開している幅が狭いので成長性のある企業が多いです。
なぜなら最初は狭く深くサービスを充実させていき、成長したらサービスの幅を広げていくからです。
例:
先ほどの株式会社CINCは、過去SEO対策に強い企業でしたが昨今では一般企業でもSEO対策を講じられる独自ツールを開発して販売しています。自社でSEO対策⇒SEO対策ツール開発の事例ですね。
一つの分野で認知され売上げが上がっていくと、近しい分野でもサービスを展開できるの成長性が出てきます。
だからベンチャー企業は成長性が高い企業も多くあります。
ただし、中には失敗し成長できないベンチャーもあるので要注意です!
Webマーケティング業界のベンチャー企業例
ベンチャー企業も挙げだすときりがないので、ベストベンチャー100にも選ばれている企業をいくつかご紹介します。
AVICは設立3年で大手クライアントからの受注を行い、伸び盛りなので先日3.3億の資金調達にも成功しています。
企業名:株式会社グランネット
事業内容:Webマーケティングコンサル・Webマーケティングツール・BtoB製品購買メディア
設立:2012年1月
従業員数:44名
公式HP: https://grannet.co.jp/
グランネットは関西に本社があるSEOに強い代理店で毎年110%以上で成長しています。
企業名:株式会社PIGNUS
事業内容:Webサイト制作事業・Webマーケティングツール事業・SEO事業
設立:2017年1月
従業員数:約30名
PIGNUSは2期連続でベストベンチャー100に選出されており、毎年200%超える高い成長率を誇っています。
Webマーケティングベンチャーのメリットとデメリット
大手企業には会社の安定性や福利厚生などのメリットがあります。
一方で中小企業を中心としたベンチャー企業で働くメリットやデメリットもあります。
私も転職活動する中で、感じたベンチャー企業で働くメリデリをお伝えします。
ベンチャー企業で働くメリットについて
1:事業の立ち上げに携われるので成長できる
一つ目のメリットは、事業の立ち上げプロジェクトに携われるので貴重な経験と将来の成長につなげることができます。
ベンチャー企業は、新しい事業を小さくスタートするからこそあなたも経験できます。
だからこそベンチャー企業出身の社員は、起業をしたり自発的に行動する力が長けていると言えます。
2:短いスパンで昇進できる
2つ目のメリットは、大手企業に比べて短い社歴で役職が就いたりマネジメント経験を積めます。
なぜなら中小企業を中心としたベンチャー企業は、社員の年齢が若く数も少ないため昇進のライバルが少ないからです。
だからこそ若くしてマネジメント経験があるのは圧倒的にベンチャー企業出身の方が多い。
Webマーケティング業界でも20代でマネージャーは普通にいるので、ベンチャー気質の業界と言えます。
3:大変さもあるが成長できる環境
3つ目のメリットは、大手企業に比べて社員の成長速度は速い傾向があります。
なぜなら、社員数が少ない場合が多く一人の仕事量と裁量権が大きいからです。
仕事で成長する時って、振り返ると「量」が多かった勉強不足で大変な時期だったりするよね。
ベンチャー企業で働くデメリット
1:ブラック企業の可能性がある
一つ目のデメリットは、劣悪な労働環境であるブラック企業の可能性があることです。
個人の裁量が大きく、仕事量が多いベンチャー企業では成長できる反面で業務過多に陥るリスクがあります。
メリットでもあり、デメリットにもなりえるよね…
デメリットを防ぐためにもあなたの興味のある分野のベンチャーに入社をオススメします
2:社長のワンマン経営かもしれない
2つ目のデメリットは、社長の権限が強く個人の自由度が少ない可能性があることです。
ベンチャー企業は悪い意味でも社長と近いので、社長の意見に逆らえない時もあります。
もちろん、社長によりけりだけどね…!
ベンチャー企業の最終面接では、社長と話すこともできるので、どのような人材かあなた自身でも確かめよう!
3:人の相性が悪いと、地獄
3つ目のデメリットは、ベンチャー企業の社員と相性が悪いと精神的にツラいことです。
多くのベンチャー企業は社員数も少ないので、社員同士の接触度は大手企業よりも密になりがち。
相性が良くないのに付き合う時間が長いのは、避けたいかも…
逆にいえば、ウマが合う人ばかりの職場なら最高の職場環境になるとも言えます!
Webマーケティング業界のベンチャーが向いている人
ここからは、ベンチャー企業にピッタリ特徴を持つ人材もお伝えします。
・仕事への好奇心が非常に高い
・成長への意欲が高い
・仕事自体が好きで楽しい
仕事への好奇心が非常に高い
ベンチャーに向いている一つ目の特徴は、仕事への好奇心が非常に高いことです。
なぜならベンチャーでは、まだ未開拓な領域に新しい事業を切り開いていくことが求められるから。
既に確立された方法やマニュアルは少ないので、好奇心をもって行動していかないと前に進みません。
自分の知らないことをもっと知りたい!と考えて行動に移せる人には打ってつけです!
成長への意欲が高い
ベンチャーに向いている2つ目の特徴は、仕事を通して成長を目指す意欲が高いことです。
なぜならベンチャーでは、自ら成長する意欲が高くないと仕事量や裁量権の大きさに押しつぶされてしまうからです。
ベンチャー企業で働く人って、野心家で成長に貪欲なイメージがありませんか?
多くの仕事をこなして成長したい!将来独立するために多くを経験したい!と考えている人にはピッタリです。
仕事が好きで楽しい
ベンチャーに向いている3つ目の特徴は、仕事をすること自体が本心から好きで楽しいことです。
なぜならベンチャー企業は基本的には仕事量が多いので、好きでないとツラくなることがあるから。
好きな仕事なら、量が多くても楽しいからこなせるよね
とにかく仕事することが好きで楽しい!って人はベンチャー企業がぴったりと言えます。
Webマーケティング業界のベンチャーに転職するには?
Webマーケティング業界は未経験でも転職が可能な業界です。なぜなら業界の歴史が浅く、発展途上の分野なので人が足りていないからです。
私も2社のベンチャー企業から内定がもらえたので、あなたでも可能です!
Webマーケティング企業(ベンチャー含む)に転職する人を何十人も見てきた中で、内定に繋がるポイントをお伝えします。
・転職エージェントを上手く活用している
・年代にあった転職戦略がある
・実績、実務経験がある*あれば有利
転職エージェントを上手く活用している
一つ目のポイントは転職エージェントを上手く活用すること
理由は内定を取るために有利に働く「企業の特性理解」「書類対策」「面接対策」などを転職エージェントが強力にサポートしてくれるからです。
転職エージェントからの情報は貴重なので、上手く手玉にとりましょう
上手に活用する例:
・複数にエージェント登録して情報共有することで、エージェントを競わせる。
・総合型、特化型のエージェントに登録して各社エージェントの強みを利用する。
私も3社のエージェントに登録し毎日他の選考状況も教えていたので、焦っているエージェントもいましたw
利用した中でオススメするエージェントは以下の3つです。
その結果、登録したすべてのエージェントから内定を取れて、内定先からベストな企業を選べました。
さらに詳しく転職エージェントの扱い方を知りたい方は次の記事を参考にしてください。
年代にあった正しい戦略とは?
二つ目のポイントは、年代に合った戦略を考えること
なぜなら企業の採用担当も、応募者の年代によって求めるポテンシャル・実績が大きく異なるからです。
年齢で、どのような違いがあるの!?
【20代に求める例】
・実績がなくてもポテンシャルをみる
・やる気があってガツガツ働く
・長く勤めて可能性が高い
・向上心があって自発的か
企業は20代を実績<ポテンシャルでみていて「今後成長して、会社に長く貢献するか」という軸で判断します。
じゃあ30代は実績重視なの?
【30代に求める例】
・実績があって即戦力が期待できる
・マネジメント経験
・20代の育成係としての立ち位置
・できれば低コストで採りたい
企業は30代を実績>>ポテンシャルでみており「即戦力が期待できて、マネジメントができるか」という軸で判断します。
だからこそ、30代応募者は未経験であってもポテンシャルを押し出した活動をしてはいけません。
それぞれの年代に合った適切な戦略を、あなたにお伝えします。
20代での転職戦略を詳しく書いた記事を参考にどうぞ
30代でも大丈夫なので下記を参考にどうぞ
30代以降で年齢制限を知りたい方は下記を参考にどうぞ
ベンチャー企業であれ、大手企業であれ「転職する」と心に決めて行動しなければ、内定が出ることはありません。
コロナ渦でもWebマーケティング業界は伸びており将来性も高い業界です。
Webマーケティング業界の将来性について詳しく知りたい方は次の記事を参考にどうぞ。
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