結局どこの企業を選べばいいか分からない…
未経験でも入りやすい企業はある?
Webマーケティング業界には大小さまざまで得意分野も異なる企業がたくさんあります。
企業を調べても詳しい実態がつかめず、最悪あなたの想定とは異なる仕事に就いて転職自体が失敗してしまいます。
私は100社以上のWebマーケ企業に応募して、現役でWeb広告代理店に勤務しているので多くの企業を見てきました!
この記事では、あなたに最適なWebマーケティング企業の選ぶ手順をお伝えします。あなたが記事の内容を実践すれば、適切な企業を選べるので、未経験でもWebマーケティング企業に転職しやすくなります。
【結論】
Webマーケティング企業を選ぶには、あなたの具体的な理想と譲れない転職の軸が必要です。企業・職種を選んだら、適切な転職戦略を立てて実行していけば内定を取れる確率は飛躍的に上がります。2022年は転職者を増やしているWebマーケもでているので挑戦するタイミングが来てます。
あなたに最適なWebマーケティング企業を選ぶ手順
Webマーケティング企業は2021年でも多くのベンチャー企業が産まれているので、転職先の候補となる企業は山ほどあります。
試しにdodaでWebマーケティングで調べた結果「750件」の求人票がヒットしました。
一個づつ見てたら日が暮れちゃうよ…
具体的にWebマーケティング企業を選ぶステップを紹介するので、あなたも頭の中で考えながら進めてもらえると嬉しいです。
1:自分の理想を具体的にイメージする
2:絶対外せない軸を決める
3:まずは書類を出す
1:あなたの理想の仕事を具体的にイメージする
まずあなたがWebマーケティング業界で働きたいと考えた理想の仕事を思い描いてください。
私の場合は、とにかくWebマーケティング業界に入ることでした。できればSEO系企業でコンサルが良かったです…
まだ興味を持っただけで、理想の仕事が分からない…という場合は、どのような企業や仕事があるのか調べる必要があります。
理由は仕事内容が具体的にイメージできていないと、書類が受かっても面接の際にボロが出て落ちる可能性が高いからです。
思い描く理想のイメージ:
企業規模:大手で研修も充実している
仕事内容:コンサル・企画系
年収:最低450万ほど
勤務時間:平日は残業OKだが休日は無理
転職は企業があなた(応募者)を見極めると同時に、あなたも企業を選べる対等な立場にあります。
今後の生活を大きく変える可能性があるので、しっかりイメージできるまで調査して不明点をつぶしていきましょう。
業界全般の基礎知識を知りたい場合は下記の本がオススメです。活字嫌いな私でも眠くならずに読めましたw
\漫画のようでスラスラ読める/
さらにWebマーケティング業界の知識をつけたい方は、次の記事を参考にしてください。
≫【2021年版】現役WEBマーケターが推薦!カンタンに読めて学べる本6選
2:絶対外せない転職の軸を決める
次に、あなたが転職する際に絶対に外せない軸を3つ考えてください。
私が持っていた軸は「Webマーケ関連の職種」「ワークライフバランス」「年収」です。
「軸」の基準は「転職の際にここだけは譲れない、あなたの拘り」です。例えば家庭持ちで、家族の時間と生活は絶対に譲れないなら、「ワークライフバランス」と「年収」が軸になります。
転職する年齢や、背景、理想によって軸は人によって異なるので、あなたが考えた「軸」を持つことが重要です。
3:とりあえず書類を出す
1と2であなたの理想の仕事と譲れない軸が頭の中にあるはずです。
注意して欲しいのは、あなたの理想・希望を全て満たす企業・職種は非常に少ない。
理想の仕事に近しく、軸をいくつか満たす企業には、さっそく書類を出して応募していきましょう。*転職エージェントに相談しても可
いくらあなたが望んでいたとしても、書類を通過しなければ面接にすら進めないからです。私も理想の企業はあったのですが書類すら通らない企業はありましたw
転職も縁やタイミングといった運要素もあるので、深く固執せず選択肢を広げてチャンスをつかみましょう!
Webマーケティング企業の種類について
応募先の企業が多すぎて、どこがいいのか判断できない…
Webマーケティング企業を6つにざっくり分類した図解をみてください。
・総合広告代理店
・総合Web広告代理店
・SEO系支援企業
・Web広告系支援企業
・スタートアップ・ベンチャー企業
別枠:事業会社のWebマーケティング部署
総合広告代理店の特性と企業例
総合広告代理店はTV広告・制作・電車広告・Web広告・ラジオなど全ての広告手法を実施できる企業です。取引先も大手企業中心で国境を越えての取引もあります。
「広告代理店」と聞いて誰もが知る大企業が該当します。
大手総合代理店例:
電通・博報堂・ADK・読広など
オリンピックの開会式の演出は電通だったよね!
取引先も大きいので莫大な広告予算があり、Web周りの施策はグループ会社に担当させるケースも多いです。
電通なら電通デジタル、博報堂ならDACとIREPといったようWeb周りの対応もできるグループ会社を形成しています。
最近は電通がセプテーニを子会社したことからも、Web周りへの強化体制が伺えます。
総合Web広告代理店の特性と企業例
総合Web広告代理店はSEOやWeb広告(SNS広告)、クリエイティブ(LP)制作・SNS運用など幅広くWeb周りの業務を請け負います。
総合代理店と同様に比較的大手企業が取引先になっており、広告費も大きいクライアントが中心です。
ノリに乗っているサイバーエージェント筆頭に成長真っ只中です
総合Web広告代理店の例:
サイバーエージェント、DAC/IREP、セプテーニ、オプト、メディックス
どこの企業も営業マン・広告運用者ともに同業他社に転職する人が非常に多く「人手不足」で未経験でも転職しやすい企業が多いです。
SEO系支援企業の特性と企業例
SEO支援系はSEO対策がサービスの柱に合って、総合Web広告代理店には該当しない中堅どころが多数存在します。
大きく成長してきましたが、SEOサービスだけで事業を拡大させるのは厳しい時代になっています。
SEO系支援企業の例:
ナイル、フルスピード、PLAN-B、speee、ウィルゲート、CINC、アユダンテ
SEOの老舗企業はSEOだけでなく、Webマーケティングを包括的にサポートできるようにサービスの幅を広げだしています。
ブログ界隈からの転職者はSEO経験が豊富なことからSEO系企業に転職するケースが近年増えている様にみえます。
SEO系とWeb広告系で悩んでいる方は次の記事を参考にしてください。
≫【未経験者なら】WEBマーケ転職はSEO系か広告系どちらが良いか?
Web広告系支援企業の特性と企業例
Web広告系支援系はWeb広告の中でもリスティングやSNS広告などの得意分野があって、総合Web広告代理店には該当しない中堅どころが多数存在します。
世の中には中小企業の方が圧倒的に多いので、全国的には沢山の依頼主がいます
Web広告系支 の例:
アドウェイズ、デジタルガレージ、GMOアドパートナーズ、電通デジタル、インタースペース、
Web広告の市場全体が伸びているので、大手企業に続いて中堅どころも伸びている企業が多いので特徴です。
今後はSNSや動画といった市場の成長が期待されるので、Web広告の中でも手がけているサービス内容も要チェックです。
Web広告系の将来性が気になる方は次の記事を参考にしてください。
≫【現役マーケターが徹底解説】Webマーケティング業界の将来性は高いか?
スタートアップ・ベンチャー企業の特性と企業例
企業例を出すことは難しいですが、自社メディア運用やデータアナリスト・やオンラインスクールなどWebマーケティングを駆使している企業は山ほどあります。
革新的なサービスを生み出すスタートアップ企業や既にあるプロダクトや成功例を横展開させて大きくしてくベンチャー企業が該当します。
私も多くのベンチャーを受けましたが、扱うサービスや商品は非常に様々でした!
事業会社のWebマーケティング部署
これまで紹介した企業とが少しジャンルが異なりますが、事業会社の中にWebマーケティング部門を構える会社もあります。
事業会社例:
ドコモ、リクルート、adidas、GUなど大手企業が多い
大手企業を筆頭に専門部署が会社内にあってWebマーケティング担当がいます。*Web広告代理店や業界出身者がめちゃくちゃ多いですw
そもそも経験者が転職する場合が多いので、未経験からの転職は中小レベルでないと非常に難しいです。
未経験でも入りやすいWebマーケ企業や職種とは
業界未経験者でも転職しやすい企業は下記になります。
私の内定実績と、周りの転職者の情報から選びました!
・総合Web広告代理店
・SEO系支援企業
・Web広告系支援企業
・スタートアップ・ベンチャー企業
理由は、会社の規模が拡大しているのに人手不足だからです。特にWeb広告系とベンチャー企業は転職しやすい。
私が内定を貰ったのもWeb広告系とベンチャー企業でした
【私の転職実例】
前職:薬の営業、30歳Web業界未経験
応募:120社
書類通過:25社
内定:3つ
また職種は現職の経験や実績によりますが、営業系・コンサル系であれば未経験でもなれます。理由は実働部隊は人の移動が激しく常に人手不足だからです。
Web広告代理店の営業は7~8割が転職者なので非常にねらい目とも言えます。特定に業界に精通しているのもアピールポイントになるので、未経験だから不利とはあまりなりません。
不動産に強かったり、ゴリゴリ人材系に強い営業マンもいました!
未経験でもWebマーケティング企業へ転職する方法
Webマーケティング転職者をこれまで何十人も見てきた中で、内定に繋がりやすいポイントを挙げます。
必須:転職エージェントを上手く活用している
必須:年代、立場にあった転職戦略がある
・前職での実績や実務経験がある*あればGood
転職エージェントの利用が必須なワケ
理由はエージェントは転職のプロなので利用価値が高く効率的に転職活動を行えるから。
けどエージェントは当たり外れがあって、ウザくない?
確かに転職エージェントも営業マンなので「とにかく転職させようとする」ハズレのエージェントもいます。
ハズレのエージェントにあたると転職の足かせなので、下記のコツを取り入れてミスマッチを防ごう。
・エージェントは複数登録する
・相性が悪ければエージェントを変更する
・競合エージェントの情報を共有し競わせる
・エージェント毎に役割分担する
複数登録し、競わせれば応募者にとってメリットばかりです!
【エージェント利用のメリット】
・キャリア相談に乗ってくれる
・非公開求人を多数持っている
・業界や職種の知識がある
・書類添削や面接対策がある
・企業とのやり取りの窓口になる
・年収交渉を行う
・退職交渉のメソッドをくれる
・全て無料で利用できる
私も複数エージェントを利用して未経験からWeb広告代理店に転職できました。また私の周りの未経験から転職してきた人もみんな転職エージェントは利用しています。
無料で利用できて、個人では聞きづらい面接でのフィードバックや内定後の年収交渉も行ってくれるので使わない手はありません。
私が利用してオススメするエージェントは下記の3つです。
もっと詳しく転職エージェントを知りたい方は次の記事を参考にしてください。
≫【未経験者必見】Webマーケ転職に強い転職エージェント5選
年代、立場にあった転職戦略が必要なワケ
年代・立場にあった転職戦略をもって活動することも必須です。
理由はWebマーケ企業は年齢層が若く、20代と30代の応募者に求めるスキルが異なるからです。*また企業によっても応募者に求めるスキルも異なります。
30代には即戦力やマネジメント経験を求めているのに、20代に求められるポテンシャルを押し出した活動では内定を取ることは難しいでしょう。
Webマーケティング業界は人気なので、ライバルがたくさんいることを忘れてはいけません。
逆にいえば、企業の求めている人材を把握して自分を雇うメリットを企業に伝えられれば自ずと内定に近づきます。
若いからとにかく受ける!経験があるからとにかく実績をアピールする!ではなく、じっくりあなたが勝てる戦略を考えましょう。20,30、40代での転職戦略を考えているので参考にしてください。
20代での転職戦略を詳しく書いた記事を参考にどうぞ
30代でも大丈夫なので下記を参考にどうぞ
30~40代で転職の年齢制限について知りたい方は次の記事を参考にどうぞ
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