Web広告運用って具体的に何するの?
激務のイメージだけど実際は…?
アプリやYoutubeで、よく見るWeb広告だが
これから転職したい方は、広告運用の業務を
理解しないと内定を取ることは難しい
私は現役のWeb広告運用者なので、最新の仕事内容をお届け!
・Web広告運用の仕事内容
・仕事のスケジュール例
・広告運用業務の忙しさ
・Web広告運用に向いている人
・Web広告運用者になるには?
この記事をあなたが読めば
Web広告運用の仕事を具体的にイメージできるので、内定を取りやすくなる
結論:
・Web広告運用の仕事は忙しい(担当案件による)
・管理画面を見るだけでなく頭をフル回転させる
・知的好奇心が高い人やWebマーケで副業スキルを学びたい人にはピッタリの職業
Web広告運用の仕事とは
広告運用者は組織の中では営業(Webディレクター)から案件を振られます
Web広告代理店は
数多くの広告依頼主がいるので
依頼主ごとに営業や広告運用者が担当します
では具体的な広告運用の仕事内容を挙げていく
・広告の作成・入稿・掲載
・広告予算の管理、調整
・広告実績の集計と分析
・成果改善のための施策立案・提案
・新規広告技術の勉強と仕様理解
この5つが広告運用者の業務内容で
・広告の運用に関する業務
・新しい技術の勉強や習得がメインになります。
Web広告の作成・入稿
一つ目の仕事はWeb広告の作成と入稿
いきなりですが、web広告と聞くとあなたは何を思い浮かべますか?
Web広告はインターネットのあらゆる面にでます。
*運用者もすべてを目で確認している訳ではありません…
では、リスティング広告を例に説明します
【リスティング広告とは】
特定の検索ワードに対して結果画面に表示されるテキストの広告文。別名「検索連動型広告」。例えば、Google検索にて「web広告」と検索キーワードを入れたときを考えてみよう。
実際の検索画面は下記になります
左上に「広告」と書いてあるテキストとリンクが「リスティング広告」
広告文は、タイトルと説明文と広告表示オプションで構成されています
例)1番上の広告文を切り出す
Webマーケター養成講座 – あなたに伴走するマーケター講座
事業の課題に合わせ、実践しながら事業を成長に導く!Webマーケターを目指す養成講座。東京都 江東区平野…
・Webマーケター養成講座…はタイトル
・事業の課題に合わせ、実践しながら事業を成長に…は説明文
・「東京都 江東区…」が広告表示オプション
広告運用者は「タイトル」や「説明文」を適切に表示されるように、作成し調整しています。
Web広告の予算管理と調整
2つ目の仕事はWeb広告予算の管理と調整
広告運用者が扱うWeb広告は運用型が主流で
担当者がWeb広告の配信を自由に調整できます
*金額もある程度コントロールできる
月単位で広告主から予算を貰えるので、毎日適切に予算を使っていく必要があります
例えば月30万の広告予算があると
30万/30日=1万/日となり
毎日約1万円分のWeb広告を配信していきます。
相手も機械なので、時には2万消化するので
金額を見て毎日微調整する業務になります
金額調整だけではなく、成果の良い広告に予算を使う調整も行うよ!
そしてほぼ毎日数字の進捗は管理してます。
【成果の判断と配分の例】
例えば100円の予算を使って、150円の商品が売れる広告と200円の商品が売れる広告があったら、どちらが成果がよいですか?
それは、200円でしょ!
その通り!!
成果が良い広告で予算を使うように調整をかけます。
Web広告の成果分析と報告資料作成
3つ目の仕事はWeb広告の成果を分析して、資料にまとめる業務
頻度は月に1回が多いが、予算が大きい案件は週に1回行うこともある
依頼主が大きいと予算が1億/月を超えて
様々な種類のWeb広告を出しているので
一定の期間で、すべての広告成果を依頼主に報告する業務です。
運用者の業務で、いちばん時間のかかる作業です…
また良い成果の広告はどうして良かったのか
悪い成果の広告がなぜ悪かったのか
要因を仮説して解決策を考え出すのも広告運用者の大切な業務です
Web広告成果の改善策の立案と提案
4つ目はWeb広告の成果を改善させる施策を考える業務
WEB広告運用者の最も重要な業務であり、広告の成果を上げるために欠かせない業務
・成果の良い広告をどうやって伸ばすか
・成果の悪い広告をいかに改善するか
上記2点から売り上げを伸ばす施策を立案して営業(クライアント)に提案します。
*悪化要因の改善もあります
3つ目の業務とも大きく関係しており
良かった理由を正確に把握できないと良い部分を伸ばせません。
*また、悪い要因の改善においても分析は非常に重要です
広告運用の仕事は数字と論理を組み合わせて、正確に素早くPDCAを回すこと
PDCAとは「Plan:計画」「Do:実行」「Check:分析」「Action:行動」
広告を入稿して・出稿して、成果を分析して、改善案を出して実行する。それが広告運用の「PDCA」です
多くの運用者が「やりがい」に挙げていて
頭を使って考え抜いて、解決策を出して
数字がキレイ改善したり、伸びると非常に達成感があるんです!
新規広告技術の勉強と習得
5つ目は新規の広告技術の勉強の業務
web広告の発展は凄まじく、日々新しい技術や配信メニューが出てきます
数年前の技術や考え方は、過去のモノで使い物にならないことも。。
だからWeb広告運用者は媒体社から発信される新情報や技術を勉強し続けます
本を買って毎日自主勉強!!ではなく
媒体の情報を調べたり媒体担当者に聞くのが具体的な業務
実際の仕事のスケジュール例
現役のWeb広告運用者で営業兼任の一日の業務スケジュールを紹介
【勤務スケジュール例】
10時:始業開始
予算進捗確認・調整
11時:週報・コメント作成
12時:成果分析・改善施策立案
13時:昼食
14時:営業タスク処理
月の売り上げヨミ・案件進捗更新
15時:案件タスク処理・振り出し
16時:社内MTG
17時:勉強会参加
18時:新規提案メニュー調整
予算進捗確認・調整
19時:終業
朝一ではWeb広告の予算進捗を確認します。
具体的には毎日予算をいくら使っているか計算して予算消化のペースが適正なのか判断します
適正ペースよりも遅ければ強化の調整を掛けたりします
次は週報を作成します。
週報とは:
広告主に先週1週間の広告の成果を簡単にまとめて、トピックも添えて報告すること
その後、定常的に行っている業務を処理します。
例えば広告を配信している中で変なキーワードに反応していないかなど
午後からは営業の業務で、今週の売上の計算や
広告主とのやりとりを社内に報告します。
その報告をもとに、新規提案できる広告メニューがないか考えます
社内MTGは広告主への報告の中身を考えたり
現在の広告の成果を社内で共有する業務です
退社前にも当日の広告の予算の進捗を見て
適正なペースで配信しているか最終確認をします
広告主から急な対応を依頼されたり
問題が発生しなければ、このようなスケジュールになります
なんだか、やるべき事が多く見えるね…
運用者は一人で何個も広告主を担当するから、もっと業務に追われるときもあるよ…
Web広告運用の仕事は忙しい?しんどいの?
Web広告運用の仕事を見ていると
忙しいかあなたも気になりませんでしたか?
結論、仕事は忙しい
(比べる職業によりますが…)
代理店の仕事は広告主ありきの仕事なので
いきなり無理難題を要求されるときもあります。。
例えば、配信データや広告文を当日に貰って翌日で広告出稿を依頼されたりします。
これはもう徹夜レベルになりますね…
正直に話すと広告運用者のメインは業務は「成果分析」「改善提案」です。
*広告を正しく配信して、予算を消化するのは当然
運用者の価値は正しく成果を分析して
市場性を加味して売上が上がる適切な改善提案を行うこと
これが簡単なようで実は難しい。
成果が良い理由を分析するには時間がかかります。(良くない場合も同様)
【売上げに影響する要因例】
・ユーザーモチベーション
・社会情勢
・競合の状況
・商品価値の上昇
・キャンペーンの実施
それぞれの要因について仮説して数字の変化から特定していきます
分析・仮説検証に時間がかかり
業務時間が長いので激務と呼ばれるのです…
時には大量の広告を出稿するため、
広告の作成や調整で時間に追われる場合もあります。
入社して2年たちますが、徹夜したことは2回くらいあります。
徹夜が少ないか多いかはあなたの感覚次第。
仕事で徹夜は初めての経験で、今は慣れましたが当初は忙しい仕事と感じました…
じゃあ仕事がしんどくて辞めたいと思ったことは?
それは、、、ない!
理由は最新の技術を学ぶことができて、自分で考えた通りに成果が上がるとうれしいし、数字も目に見えるから!
広告主のサービスを自分の考え方で大きく出来るので
WEBマーケティングスキルを実質ノーリスクで勉強できます。
売上げ下がっても給料減らないしねw
今後自分で起業したい!独立したい!と考えている人にはぴったりな技術なので、忙しくても辞めたいとは思いませんでした。
Web広告運用者にはどんな人が向いている?
社内で成功している運用者、退職した人を
100人以上見てきた経験から導きだしました!
ゴリゴリの理系の人?理屈っぽい人?
・数字に強い
・知的好奇心が高い
・論理的思考が得意
・人の行動心理が好き
・柔軟に変化できる
・地道にコツコツ作業できる
・仕事が好きでガツガツ働きたい
この中で複数当てはまれば、運用者に向いています!
最も向いている特徴は「知的好奇心の強い人」で
「なぜ」を考えて常に未知への探求心が強い人はとても向いてます
理由は、成果の分析や常に勉強するには
知的好奇心がなければ乗り越えることが難しいから
近年は副業でブログやSNSを運営する人も増えて
広告運用はドンピシャでWebマーケスキルが身につくので超絶おススメ!!
実際に社員の中で副業としてサイト運営している人は普通にいると思います。まぁ私もそうなんですが…
広告運用者に向いてるか知りたい方は次の記事を参考にどうぞ
特別なスキルは必要か
職種の名前を聞くと、なんか特殊なスキルがあった方がいいのかな?って想像しませんでしたか?
特別なスキルなんて必要ありません!
理由は、Webマーケ業界は変化が早く
入社してから必死に勉強すればすぐ追いつけるから
*新しい技術は社歴が関係ないから
Web広告を扱うのに特別な資格やスキルは全く必要ありません。
必要なのは論理的な思考と柔軟な仮説・思考力です。
もちろん知的好奇心や数字に強いといった特徴はプラスに働くけど…
私は100社以上Webマーケの会社を受けたが
特別なスキルもなく3社に内定を貰えたので、想像ではなく体験を基にこの記事を書いています。
本当にスキルがなくても転職できるか詳しく書いてます
資格は転職する上で必要ないですが
実務経験があれば非常に強力な武器になります。
有利にはたらく実務は次の記事を参考にしてください
未経験からWeb広告代理店に転職するには?
【前提条件】
Webマーケ業界は2021年でも圧倒的な人手不足で
2021年10月~外出規制も解除されて、私の会社にも転職者が増えだしました
ですが、業界の将来性に気付き
応募者が増えているので
業界未経験・スキルや実務もないと転職は難しいです
そして、とにかく業界に飛び込め!と戦略もなしに言っている情報発信者の多いこと…
私の会社の採用面接の人に聞いたんですが
コロナ渦ではバンバン人を落としたそうです…
ライバルも多い、Webマーケで内定を取るには次の2点が大事
・転職エージェントを有効に活用
・あなたに合った戦略と実行力
エージェントを使わずに活動できるが
ひとりで求人を探し、応募し、管理するのは非常に効率が悪い…
エージェントを利用すれば
めんどうな雑務を全て受けてくれるし
書類の添削や面接のアドバイスもくれます
*しかも全て無料で!
転職ノウハウや年収交渉もしてくれるので、利用しない手はない
今から転職を進める方は下記の記事を参考にしてください
エージェントだけでなく、戦略も非常に重要です
転職は戦略なしに挑戦すれば
応募する数も増えて、落ちるので精神的にダメージうけます
*受ける程に落ちる数も増えるので…
過去Webマーケ会社100社落ちて
3社内定を獲った経験と同僚の転職成功談から年代別の戦略も書いています
20代の方は次の記事を参考にどうぞ
30代は厳しいの!?
いいえ、30歳で私も未経験転職しているので大丈夫です!
30代の方は次の記事を参考にどうぞ
まとめ
【WEB広告運用者の仕事内容】
・広告の作成・入稿・掲載
・広告予算の管理、調整
・広告実績の集計と分析
・成果改善の施策立案・提案
・新規広告技術の勉強と仕様理解
広告運用は忙しいが
自分の考えで売上げをのばせるので
個人で稼ぐスキルが欲しい人にとっては天職。
転職や就職するのに特別なスキルは必要ない
*私も含め数多くの未経験者が中途入社している
この記事内容からweb広告運用により興味をもったかもしれません。忙しそうで不安な気持ちになったかもしれません。
私は広告運用の仕事で、初めて仕事が楽しいと感じて
この先もWeb広告が成長していく確信しています。
あなたも既に気づいていませんか?
これからネット業界が衰退することはなく、どんどんaiに仕事が奪われていきます。
このブログではWeb業界の中でも
マーケティング職に就けるように情報発信しています。
より深く、webマーケティングの業界のことを詳しく知りたい方は下記を参考にどうぞ
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