・PC作業が多そうだけど、Webマーケティングの仕事は楽しい…?
・どんな人が向ているのか知りたい!
・実際、ツライ時もあるんじゃない…?
Webマーケティングは専門性の高い仕事なので仕事のイメージがつきづらいです。働くイメージが曖昧なまま仕事に就くとツライ日々過ごす可能性もあります。
私は現役のWEBマーケターなので、あなたにWebマーケティング業務の「やりがい・楽しさ」を伝えることができます
この記事では、実体験を基に仕事のやりがいや楽しさをお伝えします。Webマーケターに向いている人の特徴も挙げるので、あなたが向いているかも分かります。記事を理解すれば、業界で楽しく働けるイメージができます。
記事の結論:
多くWebマーケターは「人を動かせたとき」「結果がすぐに数字で分かる」「社会的に影響力が大きい」という点にやりがいを感じます。業界には知的好奇心が高く、論理的な人が向いていて、2022年~多くのWebマーケ企業が中途採用を強化しているので飛び込むチャンスです。
Webマーケティングの仕事内容をサクッとおさらい
Webマーケティングの「やりがい」をお伝えする前に、まずはWebマーケティングの仕事についてお伝えします。
仕事内容が分からないと「やりがい・たのしさ」のイメージもしづらいよね!
Webマーケティングとは、Web上で特定の商品の売上げを伸ばすすべての行為です。
具体的には、下記のような手法があります。
【集客の仕事例】
・SEO対策
・WEB広告運用
・SNS運用 など
【効率改善の仕事例】
・LP(ランディングページ)制作
・コンテンツ作成
・GA(GoogleAnalytics)分析 など
Webマーケターの多くはSEO対策・Web広告・SNS運用からキャリアをスタートさせるケースが多いです。
なぜなら売上げにつながる施策をおこなう仕事で人数がいちばん必要だからです。
私もWeb広告運用と営業の2つを経験しています。
より詳しくWebマーケティングの仕事内容を知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
Webマーケティングの5つの「やりがい」とは?
どんな仕事でも「やりがい」はあるし、人によって感じかたは様々です。
Web広告代理店で働く同僚の意見も踏まえて、5つのやりがいをあなたにお伝えします!
・ ユーザーが思い通りに行動してくれたとき
・成果が数字でわかる
・社会への影響力が大きい
・本業以外に活かせるスキルが身につく
・常に成長できる
ユーザーが思い通りに行動してくれたとき
多くの同僚がやりがいに挙げたのは「ユーザーを意図的に動かせたとき」です。
理由は、ユーザーを意図的に動かせたら自分の仮説が証明されて数字も上がって気持ちいいからです。*人を動かすことはめちゃくちゃ難しいけど、楽しいw
企業が行うWebマーケティングから人の動きをみてみましょう。
例えば
・新商品のYouTube広告を流す=商品を認知させる
・商品の強みを訴求する=商品に興味を持たせる
・競合品との差別化を図る=商品を比較・検討してもらう
・半額セール打って後押しする=商品を購入させる
上記はWebマーケティングによって「商品を認知させてから購入させるまで」人を意図的に動かしています。
上記が広告戦略の考え方の根幹になります。
マーケティングの最大の目的は「ユーザーの意識を変化させる」ことです。
人を動かすために「意図して作るのが広告」であり、思い通りに動いた瞬間に作り手(WEBマーケター)はやりがいを感じます!
仕事の成果が数字で見えるとき
次に多くのWebマーケターがやりがいに挙げたのは自分の仕事が「数字で判断できること」です。
上司からの評価などの抽象的なやりがいではなく、良い仕事をすると数字が上がるので非常にわかりやすいw
Web上での人の動きは、ツールを使えば全て数字で把握できます。
ユーザーの動きの例:
・広告を見る=インプレッション
・広告をクリックする=クリック
・商品の購入率=コンバージョン率
・商品を購入する=コンバージョン
サイトの解析も同様で、「どこから来たのか」「何分サイトにいたのか」など細かく分かります。
Webマーケが伸びる理由は、成果を数字で客観的に判断できるからです!!
Web広告の文章を変えたり、画像広告の表現を変えるだけで、実は広告のクリック率は変わります。
自分が考えた広告で人の行動が変化して、数字で判断できるから「楽しい」と感じる人が多いのです。
社会への影響力が大きい
Webマーケティングは社会的影響力が大きいので「やりがい」に感じる人もいます。
特に大手企業のWebマーケティングを扱う場合は、TV広告も扱うので広告予算は億を超えます。多くの人にアプローチができるため影響力が大きいのです。
自分の作った広告が多くの人に触れて、最終的に商品がバンバン売れる…!これは一番気持ちいいね
自分で作った広告を知らずに友人が見たりして、購入に繋がったりするので「やりがい」に挙げる人もいます。
本業以外に活かせるスキルが身につく
Webマーケティングスキルは、副業に活かせるのでやりがいに挙げる人もいます。
副業で活かせるWebマーケティングスキルを一部紹介します。
・SEO対策スキル
・コンテンツ作成スキル
・Web広告運用スキル
・アクセス解析(GAやAAなど)スキル
個人で広告運用の案件を受けたり、個人サイトを運営して、本業以上に稼いでいる人もいます。
しかもWebマーケティング企業は、副業を推進している企業が多い事でも有名です。
本業での年収もそこそこ高くて、副業に活かせるWebマーケティングスキルも身につくので一石二鳥です。
多少忙しくて、個人のスキルが上がり続けるので「やりがい」に挙げる人もいます。
常に成長できて楽しいから
Webマーケティング企業で働くと、常に成長できるのでやりがいがあって楽しいと感じる人もいます。
それは業界が成長していて、新しい技術も出てくるし、周りの社員も向上心の高い人が多いからです。
成長できる環境なので、努力の基準が上がり成長しやすくなります!
GoogleやYahooといった媒体からの勉強会は頻繁にあるし、社内でも自己成長のための講習は毎日やっています。
転職して1~2年働けば、過去の自分とは比較できないくらいあなたも成長できるはずです。
成長できること環境が用意されているので「やりがい」にあげる人も多い。
実体験:Web広告代理店で働いてるちゅらりきのやりがいとは?
私は「Webマーケティングスキルが成長し続けること」にやりがいを感じます。
なぜなら、個人のWebマーケティングスキルが向上すれば副業でも独立でも転職にも活きるからです。
私は将来独立するためにWebマーケティング業界に転職したから特殊かもしれません…
前職が衰退産業で、新卒から7年間で約400人の首切りを実施した企業で私は働いていました。
だから人より「会社の将来」が怖くて「個人のスキルの向上」に憧れがあるのです。
その両方の想いを叶えてくれる会社がWebマーケティング企業でした
前職に比べたら、業界の成長も凄いし個人のスキルも伸びるので、正直「やりがい」しかありませんw仕事量が多くて、たまにしんどい時もありますが…
Webマーケターに向いてる人は、少し変わり者な人
やりがいは理解できたけど、どんな人が向いてるの?
私の周りで楽しく働いている人の特徴をあげます。あなたも当てはまるか確認してみよう!
・知的好奇心が高い
・数字を扱うのが好き
・ロジカルに考えることが得意
・環境に応じて柔軟に変化できる
・流行に敏感で情報感度が高い人
・人の行動心理が好き
・仕事が好きでガツガツ働きたい
・裁量権の大きい仕事をしたい
知的好奇心が高い人は向いている
知的好奇心が高い人には、Webマーケティングの仕事が向いてます。なぜなら、知的好奇心が高い人は新しい技術や情報も積極的に活用できて、仕事が上手くいくからです。
知的好奇心が高い人は何でも貪欲に知識を付けて経験できるよね!
クライアントの事業理解にも繋がるので、さらに上流の問題にも気付いてビジネスチャンスも拡がっていきます。
もはやWEBマーケティング業務が全てうまく回る特徴といってもいい!
例えば、男性向け化粧品のWebマーケの仕事があったとします。
・男性Aさんは美容に興味がなく、作業として仕事をこなす
・男性Bさんは、興味がわいてYoutubeやSNSでメイクする男性心理を調べる。
この先AさんとBさんはどちらが売り上げに貢献し、男性化粧品の拡大を行えるでしょうか?
それは高確率でBさんになります。
Webマーケはクライアントありきの仕事も多いので、自分の興味のない分野も扱います。だから知的好奇心はとても大事!
だから、常に知りたい欲求が強くて行動できる知的好奇心の高い人はWEBマーケ業界に向いてます。
さらに詳しく向いている人の特徴を知りたい方は次の記事を参考にしてください。
≫【特徴9選】Webマーケティングに向いてる人・向いてない人
Webマーケティングの「しんどい」ときは?
「やりがい」だけでなく「しんどさ」もあるんじゃない??
しんどいときもあります!仕事で疲弊しているときの友人にも聞いたので生の声をお届けしますw
・業務時間が長い
・常に数字に追われる
・かかわる人が多い
・つねに勉強が必要
業務時間が長くて残業が多い
代理店は特に勤務時間が長く残業も多いので「しんどい」です。
【残業が多い理由】
・単純に仕事量が多すぎる(担当の会社が多い)から
・依頼主(広告主)から無茶ぶりされるから
・完成度100%が存在しないから
代理店と聞くと、電通の新入社員が過労により自殺した事件はあなたも記憶にありませんか。
事件が起きてから働き方は見直されて、残業を減らす方向に進んでます!!
今後は人員も増えるしAI技術も進化しているので残業時間は減っていくでしょう。しかし、平日のアフター5は満喫できないし割り切る必要があります。
常に数字に追われる
Webマーケティングは全ての成果が数字ですぐに反映されるので「しんどい」です。なぜなら、成果が悪いときは依頼主に詰められたり、悪い要因を特定するのに作業が増えるからです。
【成果が悪いときにすること】
・成果が悪くなった数字の変化をみつける
・競合の状況を把握する
・社会情勢を調べる
・どうやって改善するのか
・改善策の推敲、検証設計の作成
成果が良いときよりも、悪いときの方が詳細に調べて考えるので大変なんです…!!
WEBマーケティング会社は成果を上げないと、存在意義はないので「現状に満足」はなく常に成果を上げることを考え抜きます。月の目標を達成しても次月が来るので、すぐに分析と改善のループに入って「しんどい」です…
さらに詳しく「しんどい」業務について知りたい方は次の記事を参考にしてください。
Webマーケターに転職して良かった?
私はWebマーケターに転職して、本当に良かったと感じています。それは自分のスキルが成長していて、業界の将来性が高いことも明確に感じられるからです。
もちろん仕事が多くて残業しまくる時があったり、いくら頑張っても成果が上がらなくてしんどい時もあります。
けれど、会社のために「お願いしまくっていた医薬品の営業時代」より社会的価値を感じます。
あなたにもWebマーケティングをオススメする具体的なメリットを3つに絞ってお伝えします。
・個人で稼ぐスキルが身につく
・ステップアップ転職できる
・若くしてマネジメント経験をつめる
個人で稼ぐスキルが身につく
Webマーケターになる最も大きなメリットは「個人でも稼げるスキル」が仕事をしながら身につくことです。
例えばWeb広告運用・SEO・Webデザインは副業サイト「クラウドワークス」や「ココナラ」「プロの副業」で月数万単位の案件を取ることが可能です。
あくまで例ですが、副業案件の単価やサービスをまとめました。
仕事・案件 | 登録サービス例 | 報酬目安 |
---|---|---|
Webライティング | クラウドワークス クラウディア | 文字単価1円~3円 |
SNS運用代行 | クラウドワークス ココナラ | 5000円~1万円/月 |
広告の設定や運用 SEO対策 | ココナラ プロの副業 | 1~10万円/月 |
バナー、デザインなどの制作 | クラウドワークス ココナラ | 3000円~1万円/本 |
業務支援・コンサル | カイコク サーキュレーション | ~30万円/月 |
本業の仕事が副業で企業に売れるという特徴があるので、会社に依存しなくても自分のスキルをお金に換えることができます。
SEOでのアフィリエイトだって、アドアフィリエイトだって可能なので選択肢は非常に多いです!
ステップアップ転職できる
Web広告代理店やSEO専門代理店からは事業会社や媒体社に転職できます。
理由は大手企業を中心にWebマーケティングに長けている人材は圧倒的に少ないからです。
私の会社はWeb広告代理店なんですが、大手事業会社や媒体社に転職する人が非常に多いです。
20代は大手事業会社のWebマーケティング部署に転職することが多く、代理店よりもワークワイフバランスが取れている印象です。
同業会社にも転職できるし、大手企業にも転職できるので次の選択肢も非常に豊富です。
若くしてマネジメント経験をつめる
Webマーケティング業界に入れば、20代後半~30代前半でチームリーダーになるチャンスがあります。
それは社員の年齢が若く、部署が拡大しているのでマネージャーの人材もたくさん必要だからです。。
私の会社も30台で前半でマネージャーをしている人がいっぱいいます。
日本の一般的な企業は年功序列なので、早くても30代後半~40代でようやく管理職になれるレベルではないでしょうか。
Webマーケティングを経験していて、マネジメント経験もあると次の転職では確実に年収UPが見込めるし引く手あまたの人材になります。
さらに詳しく「Webマーケターのメリット」について知りたい方は次の記事を参考にしてください。
未経験でもWebマーケティング企業に転職するには?
業界未経験でもWebマーケティング企業には転職できます。
私も体験しているし、2022年でも毎月転職者が入ってきます。
成長性があるのに、未経験から転職できるのは「企業の拡大に人手が追い付いていないから」です。
これまで数多くのWebマーケ転職を成功させてきた人を見た上で、内定に繋がるポイントをお伝えします。
転職エージェントを上手く活用する
年代、立場にあった転職戦略がある
前職での実績や実務経験がある*できればでOK
転職エージェントを上手く活用する
転職をするなら個人で活動するのではなく、転職エージェントを上手に活用して進めるべきです。
なぜなら、エージェントは転職のプロなので利用価値が高く効率的に転職活動を行えるからです。
けどエージェントは当たり外れがあって、ウザくない?
確かに転職エージェントの中には「とにかく転職させようとする」ハズレのエージェントもいます。
ハズレのエージェントにあたると意味がないので、下記のコツを取り入れてミスマッチを防ごう。
・エージェントは複数登録する
・相性が悪ければエージェントを変更する
・競合エージェントの情報を共有し競わせる
・エージェントごとに役割分担する
複数登録し、競わせれば応募者にとってメリットばかり!
【エージェント利用のメリット】
・キャリア相談に乗ってくれる
・非公開求人を多数持っている
・業界や職種の知識がある
・書類添削や面接対策がある
・企業とのやり取りの窓口になる
・年収交渉を行う
・退職交渉のメソッドをくれる
・全て無料で利用できる
私も複数エージェントを利用して未経験からWeb広告代理店に転職できました。また私の周りの未経験から転職してきた人もみんな転職エージェントは利用しています。
私が利用してオススメするエージェントは下記の3つです。
もっと詳しくWebマーケに強い転職エージェントを知りたい方は次の記事を参考にしてください。
≫【未経験者必見】Webマーケ転職に強い転職エージェント5選&利用者の声
年代、立場にあった転職戦略が必要なワケ
年代・立場にあった転職戦略をもって活動することも必須です。
なぜならWebマーケ企業は、20代と30代の応募者に求めるスキルが異なるからです。*また企業によっても応募者に求めるスキルも異なります。
30代には即戦力を求めているのに、20代に求められるポテンシャルをPRする活動では内定を取れません。
Webマーケティング業界は人気で、ライバルが沢山いることを忘れてはいけません。
逆にいえば、企業の求める人材を把握して自分のメリットが企業に伝われば内定に近づきます。
若いからとにかく受ける!ではなく、あなたが勝てる戦略を考えましょう。
20,30、40代での転職戦略を考えているので参考にしてください。
20代での転職戦略を詳しく書いた記事を参考にどうぞ
30代でも大丈夫なので下記を参考にどうぞ
30~40代でWebマーケ転職の年齢制限について知りたい方は次の記事を参考にどうぞ
Webマーケティング業界は2022年からおススメの業界
WEBマーケティングの「やりがい」「しんどさ」、そしてWebマーケターのメリットをお伝えしました。
結論、ここまで読んでくれたあなたには、自信をもってオススメしたい業界と心の底から想っています。
理由はWebマーケティング業界で働けば、サラリーマンとしての市場価値も、個人でお金を稼ぐスキルも両方伸ばすことができるからです。
私は前職が薬の営業で、ただの会社の駒でしかなく今では百人単位でリストラが起きています。
コロナウイルスの流行によって、経営が厳しい会社は社員を切っています。
サラリーマンはどんなに優秀でも、業界が廃れれば最悪クビになります。私が前職で経験済み…
職を失うという事態を避けるには、市場価値の高い人材になるために「成長している業界で働く」しかありません。
「どの業界でスキルを身につけるか」はあなたが考えている以上に重要なのです
Webマーケティング企業は人手不足なので、2022年~転職者を増やしているのでチャンスです!!
未経験から転職した事例を知りたい方は転職成功例も参考にしてください。
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